相談時の状況(40代・男性 愛知県)
幼少期から、大勢での遊びより一人遊びを好んでおり、また、ご両親からの暴言や暴力に苦しんでいました。整理整頓が苦手で宿題も提出できず、運動も苦手でした。社会人になってからも、人間関係がうまくいかず、仕事に馴染めないことが原因で短期離職を繰り返しました。フリーランスとなってからは働きやすさを感じていましたが、ご実家でのトラブルがきっかけでご両親と絶縁状態になり、気分の落ち込みや希死念慮が現れました。ご自身の生きづらさが気になって精神科を受診したところ、注意欠陥多動性障害と自閉スペクトラム症と確定診断されました。障害年金のご相談に見えました。
社労士による見解
過去のトラウマに悩まされており、嫌なことがフラッシュバックして20~30時間は入眠できないご様子でした。日常生活全般に支障が出ており、常に配偶者様の支援が必要でした。障害認定日から1年経過していなかったため、障害基礎年金の認定日請求を行いました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、年額約82万円を受給することができました。