相談時の状況(20代・女性 北海道)
幼少期から癇癪がひどく、臨機応変な対応が苦手でパニックを起こしやすいなど、発達の特性が見られました。父親からの暴力、母親の自殺未遂といった過酷な家庭環境で精神的に不安定になり、友人関係のトラブルから不登校を経験しました。大学進学後は、拒食や過食、アルコール依存、自殺未遂を繰り返すようになりました。実家での生活が困難になり、生活保護を受給して一人暮らしを始める中で、障害年金のご相談に来られました。
社労士による見解
生活能力の著しい欠如から、訪問看護やお母様の援助が不可欠な状況でした。また、独力での通院が難しい状況を考慮し、ご家族の協力も得ながら必要な書類の収集を進めました。障害基礎年金の請求を行いました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、年額約82万円受給することができました。