相談時の状況(40代・男性 神奈川県)
コロナ禍で業務が激増し、不規則な生活と管理職の重圧により体調が崩れていきました。頭痛や吐気が酷かったため、メンタルクリニックを受診したところ、うつ病と診断されました。職場から休職を指示され、自宅療養しましたが、復職後も体調不良が続いたため退職することになりました。その後は、就職しては症状再発のために短期間で退職してしまうことを繰り返していました。通所中の就労移行支援事業所の紹介を受けて、障害年金のご相談に見えました。
社労士による見解
ご相談時には就労移行支援事業所に通所していましたが、体調不良から休みがちになっていました。料理や掃除、金銭管理などができず、借金を抱えており、日常生活の全ての面においてご家族の方の援助を受けていました。調査中により、初診だと認識していた病院に通う前に別の病院に通院していたことが判明しましたが、その病院の終診から7年ほど経過してから今回の初診となるため、社会的治癒に該当すると判断しました。障害厚生年金の認定日請求を行うことにしました。
結果
障害厚生年金2級に認められ、123万円、遡及235万円受給することができました。