相談時の状況(60代・女性 神奈川県)
ある時期からめまいが生じるようになりました。様子を見ていましたがまっすぐ歩けないほどひどくなり、ふらついて転倒するようになりました。頭痛もひどくなり耳鼻科を受診しましたが、耳には異常がなく脳神経外科を紹介されました。MRI検査を受けたところ腫瘍が見つかり、すぐに手術を受けました。その後はリハビリを受けましたが、右手足の痺れやめまいや頭痛などの症状が残り身体障害者手帳を交付されました。
社労士による見解
ご相談時には、右手足に痺れがあり、歩行には杖が必要でした。両目をつぶって片足で立ち続けることや、開眼でまっすぐ10メートル歩くことできず、片耳もほぼ聴こえず、記憶障害もあるご様子でした。症状が多岐に及んでいましたが、平衡機能の障害が認定基準に該当すると判断したため、平衡機能の診断書をご作成いただき、障害基礎年金の事後重症請求を行うことことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、年額約82万円を受給することができました。