相談時の状況(40代・女性 愛知県)
アルバイトを掛け持ちし、週に7日間働く生活の負担から、体に力が入らなくなり、歩くことができなくなりました。仕事を辞めても症状が改善しなかったため、近くの内科を受診したところ、大学病院を紹介され、身体表現性障害と診断されました。治療を続けるうちに診断名が双極性障害に変わりました。今後の生活の見通しが立たない中で障害年金の存在を知りご相談にいらっしゃいました。
社労士による見解
就労ができないほか、料理や掃除、片付け、ゴミ捨てなどが全くできず、日常生活の全ての面において、お母様の援助を受けている状況でした。抑うつ状態では自責感や希死念慮が出現し、そう状態では多弁、多動、怒りっぽくなるといった様子を呈して対人関係に支障をきたしていました。これらの状況から、障害基礎年金の認定日請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、年間約82万円、さらに遡及分として約490万円を受給することができました。