相談時の状況(30代・女性 北海道)
高校入学頃から自分の臭いが気になるようになり、周囲から悪口を言われていると感じるようになりました。対人恐怖から学校に行けなくなり、スクールカウンセラーに相談したところ、精神科受診を勧められました。受診すると統合失調症と診断され、通院と服薬を行うことになりました。学校を卒業した後、様々な仕事に就きましたが、どこに行っても統合失調症の症状に悩まされ、長続きしませんでした。障害年金のご相談の連絡がありました。
社労士による見解
ご相談時には辞めることが決まっている状態でした。情緒が不安定で不安や緊張が強く、誰かに見張られている、悪口を言われているといった被害妄想や幻覚や幻聴が続いていました。日常生活の全ての面においてお母様の援助を受けていました。10年以上も症状に悩まされていたことから障害基礎年金の認定日請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、年間約82万円、遡及分として約448万円を受給することができました。