慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)で障害基礎年金1級を受給したケース

相談時の状況(50代・女性 神奈川県)

ある時期から頭のふらつきを感じ始め、その後、全身のしびれや脱力感が悪化していきました。複数の病院を受診したものの、原因不明のまま症状は進行し、日常生活に大きな支障をきたすようになりました。遠方の病院への通院も困難となり、治療が断続的になっていきました。遂には歩行困難となり、ステロイドパルス療法を試みるも副作用で肝障害を起こし入院することになりました。長年の症状の原因が慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)であると確定診断が下されました。点滴治療やリハビリを行ったものの、症状の改善は見られず、常時車いす生活となりました。肢体障害1級の手帳を取得し、介護認定も受ける状況となり、今後への不安から障害年金のご相談に至りました。

社労士による見解

ご相談時には深部感覚障害により位置感覚が消失し、自分の手足の位置が分からず、思い通りに動かすことができませんでした。文字を書くことや物を持つこともできず、洗顔や着替えといった基本的な動作も困難でした。重度の肢体障害が日常生活に与える影響を正確に把握するため、詳細なヒアリングを行い、運動機能の著しい制限を具体的に示せるように書類を作成し、障害基礎年金の事後重症請求を行いました。

結果

障害基礎年金2級に認定され、年額約104万円を受給することができました。

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