相談時の状況(60代・女性)
育児や家事が上手く行かない中でパニック症状がでるようになりました。さらに夫から暴言や暴力を受けるようになり、不眠や不安、憂うつ気分、意欲低下などの症状が出るようになりました。病院を受診したところ、うつ病と診断されました。通院と服薬を続けていましたが、希死念慮が強くなりODで病院に運ばれることもあり、仕事に行けなくなりました。休職をきっかけに障害年金を請求したいと思うようになりました。
社労士による見解
夫からの暴力はなくなっていましたが、長年DVを受けてきたため自己肯定感が低く、希死念慮が強いご様子でした。料理、掃除、片付け、洗濯、買い物などが全くできず、入浴、歯磨きは10日に1度程度しかできない状態で、日常生活の多くの面で息子と夫の援助を受けていました。障害基礎年金の認定日請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、82万円、遡及497万円受給することができました。