相談時の状況(50代・男性)
幼少期に腎臓病を指摘され、手術を受けました。その後は自覚症状もあまりなく、定期的な通院もしていませんでした。40代になってから体調不良が進み、病院を受診したところ、腎不全が進行していたことが分かり、人工透析を開始することになりました。その後、障害年金の存在を知り、年金事務所にも相談しましたが、幼少期の病院のカルテが全くなかったことから手続きができない状態でした。
社労士による見解
初診の病院のカルテがなかったため、客観的に証明できるものや第三者証明書などが必要になると思いました。調査の結果、幼少期に受診していたことを示す診察券が見つかったため、幼少期の受診を覚えている方にご作成いただいた第三者証明を添付し、初診の証明としました。障害基礎年金の事後重症請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、82万円受給することができました。