相談時の状況(60代・男性)
デパートで買い物をしていたところ、突然、胸が締め付けられるような苦しさで立っていられなくなり、周りの人に助けを求め救急車を呼んでもらいました。救急搬送中に意識を失い、気が付いた時は集中治療室にいました。急性大動脈解離と診断され、人工血管埋め込みの緊急手術を受けました。退院後、経過観察を行いつつ仕事に復帰しましたが、違和感は続きました。就労にも支障が出るようになり、障害年金の相談に見えました。
社労士による見解
手術後、慢性的な倦怠感が続いているほか、左手が上手く使えなくなり、文字を書いたりするだけでも疲弊してしまうご様子でした。さらに倦怠感から肉体労働はできず、在籍していた会社でも週2日、1日6時間しか働くことができない状態でした。人工血管を装着したことから認定日の特例を使い障害厚生年金の遡及請求をしました。
結果
障害厚生年金3級に認められ、97万円、遡及498万円受給することができました。