相談時の状況(40代・女性)
幼少期から夜になると目が見えづらい症状があり、自転車に乗っていて側溝に落ちてしまうといった事故がありました。成人してから症状が悪化して日常生活でも困るようになり、病院を受診すると網膜色素変性症と診断されました。障害年金の存在を知り、多くの疑問が思い浮かびました。専門家に相談してみようと思い、ご相談に見えました。
社労士による見解
症状が悪化すると車の運転もできなくなるかもしれないという状態でした。病気の治療法がなく、通院する意味を感じられずに長い間病院の受診がありませんでした。初診の病院では既にカルテを破棄しており、初診日を証明できる書類を作成できないとのことでした。障害者手帳を申請した際に役所に提出した診断書の写しを開示請求で取得し、初診の証明とする方針を立てました。障害厚生基礎年金の認定日請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、105万円、遡及613万円受給することができました。