うつ病、アルコール依存症で障害基礎年金2級を受給したケース

相談時の状況(50代・男性)

田舎の両親を呼び寄せましたが、関係性を上手く築けずストレスから不眠症状が出るようになりました。病院を受診したところ不安障害と診断され、抗不安薬を処方されるようになりましたが、薬の効果を感じられず、眠るためにアルコールを飲むようになりアルコール依存になってしまいました。仕事ができなくなり入退院を繰り返すようになりました。両親が死去したこともあり、生活が成り立たなくなったので、今後のことを考えて障害年金のご相談に見えました。

労士による見解

アルコール依存症は良くなっていましたが、食欲がなく一日中ご飯を食べなかったり、掃除や買い物ができないためヘルパーや恋人に来てもらったりと、独力では日常生活が成り立っていない状態でした。障害認定日時点ではアルコール依存症でアルコール摂取を続けていたため認定日の請求はできないと判断し、障害基礎年金の事後重症請求を行うことにしました。

結果

障害基礎年金2級に認められ、80万円受給することができました。

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