相談時の状況(20代・女性)
1歳の頃からてんかんと診断され、10回以上入退院を繰り返していました。小学校の頃はてんかん発作のせいでいじめられることもあり、成人後もてんかん発作を理由に仕事を辞めるようにと言われました。内定した企業でも、てんかん発作があることを伝えると内定を断られてしまい、面接の時に発作が起きて断られたこともありました。現在も毎月2-3回は発作があります。何をするにも気力が沸かない中で、知人から当センター紹介され、ご相談にみえました。
社労士による見解
意識の消失を伴う発作が平均して1か月に1度は起きていました。てんかんの発作が起きる前から違和感があり、発作時並びに発作後数日間は身の回りのことができなくなっていました。てんかん発作のため就労することができず、日常生活面でも料理や買い物など基本的なことができないため、母親に援助してもらっている状態でした。障害基礎年金の認定日請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、80万円、遡及456万円受給することができました。