相談時の状況(50代・女性)
右乳房に違和感がありましたが、仕事が忙しく中々受診できませんでした。痛みやしこりが強くなってきたため、病院を受診するとステージ4の乳がんと診断されました。抗がん剤治療を行い、右乳房を切除・再建しました。その後は呼吸困難による在宅酸素療法も開始しました。ご自身で障害年金を請求しましたが、不支給になったため、書類一式を持参してご相談に見えました。
社労士による見解
全身の筋力が低下して手を使うことにも支障があり、自力で歩くことも困難でした。不支給になった書類を拝見した結果、審査請求よりも再請求の方が適当だと判断したため、障害基礎年金の事後重症請求を行うことにしました。不支給になった原因は、実際の日常生活の様子が診断書に書かれていないことでした。障害の状態にあった診断書の作成を依頼しました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、102万円受給することができました。