知的障害で障害基礎年金2級を受給したケース

相談時の状況(20代・女性)

小学生の頃から文字の読み書きや計算に苦手意識がありましたが、支援級に通うことはありませんでした。通信制の高校を卒業した後にデザインの専門学校に進学しました。実技はできたものの、作品についてのレポートを書くことや指示書を読むことができなかったため、途中から学校に行けなくなってしまいました。病院を受診したところ、自閉症スペクトラムと診断されました。その後専門学校を卒業することはできたものの、就職することはできず、転院して別の病院に通ったところ軽度知的障害と診断されました。卒業後行っていた接客業のアルバイトも上手くできず、お客様からクレームが来ることがあり、自身の今後のことを考えて障害年金のご相談に見えました。

社労士による見解

料理ができない、掃除や片付けやゴミ捨てができない、ATMの使い方はがよくわからないなど日常生活に支障が出ていました。また、敬語を使えない、振り仮名がないと文章を読めないといった社会生活の支障もありました。病院のソーシャルワーカーと情報共有し、診断書の早期取得に繋げました。

結果

障害基礎年金2級に認められ、80万円受給することができました。

札幌・川崎・浜松・名古屋の4エリアに事務所あり。
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