相談時の状況（60代・男性）
お父様が亡くなった頃から気分の落込みが出て来るようになりました。妹様に連れられてメンタルクリニックを受診し、通院と服薬を続けながら仕事をしていましたが、人間関係のトラブルなどからうつ状態が悪化し、休職することになりました。2年間の休職を経て退職した後、病院のデイケアを経て就労移行支援事業所に通所し始めましたが、就職の目途は立ちませんでした。障害年金を考えていたところで、通所している就労移行支援事業所のスタッフの方から紹介を受けてご相談に見えました。
社労士による見解
料理や掃除、片付けができず、また食欲のコントロールができないため、体重が増加傾向にありました。就労移行支援事業所にも倦怠感の強さから通所できないことがありました。さらに金銭管理ができず、知人に貸した大金が返済されず、金銭トラブルに発展していました。障害認定日に通っていた病院のカルテが破棄されていたため、障害厚生年金の事後重症請求を行うことにしました。
結果
障害厚生年金3級に認められ、61万円受給することができました。