相談時の状況(40代・男性)
中学3年生の時に侵入盗で逮捕され、鑑別所に送られました。大学卒業後、仕事に就いたものの上手くいかず、病院を受診したところアスペルガー症候群と診断されました。その後、通院を続けていましたが、窃盗により逮捕され、懲役1年の実刑を受けました。それからも窃盗による逮捕と服役を繰り返していました。出所してから更生支援の療育プログラムを受け、その一環で支援者の方から障害年金のご相談がありました。
社労士による見解
窃盗癖により逮捕と収監を繰り返しており、支援者から相談を受けた時も留置場に入所していました。収集癖があり、家の中は本で埋め尽くされており、普段過ごしている生活のルーティンが崩れた時にパニック行動と窃盗をしていました。社会生活に著しい不適応があることから、障害基礎年金の事後重症請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、80万円受給することができました。