相談時の状況(30代・女性)
幼少期から交友関係がほとんどなく、集団行動や行事参加が苦手でした。小中高校でも人と関わること自体を避けて生活していました。大学の卒論準備を始めたところ、担当教員とのコミュニケーションが取れず気分が落ち込み、精神科を受診しました。2年休学し6年かけて大学を卒業しましたが、卒業後は就労意欲がなく引きこもりの生活を続けていました。障害年金を請求できるか相談したいと、ご家族様がお見えになりました。
社労士による見解
大学を卒業してからずっと引きこもりが続き、パニックになって家で暴れて物を投げたり暴力を振るったりすることがありました。一人では外出できないため、外出時はご両親の送迎を必要とし、役所や銀行の手続きもご両親が行なうなど、日常生活を全面的に家族から援助されていました。精神科の通院を断続的していたことから、障害基礎年金の事後重症請求を行いました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、80万円受給することができました。