相談時の状況(40代・女性)
幼少期より集団になじめず、じっとしていることが苦手で落ち着きのなさを指摘されていました。大学卒業後は職を転々としていましたが、雇止めされたことをきっかけに就労移行支援事業所に通所し、事業所の勧めで精神科を受診したところ発達障害と診断されました。病院のソーシャルワーカーに障害年金の相談をした結果、専門家の話を聞いてみた方が良いと思い至り、ご相談に見えました。
社労士による見解
詳しくお話を伺ったところ、料理や掃除や洗濯などは自分でできず母親に任せるなど、日常生活の支障が強く出ていました。初診の調査をしたところ、20年近く前の学生時代に通った病院が出てきましたが、継続した通院や治療がなかったため、社会的治癒を申立てて障害基礎年金を請求する方針を立てました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、80万円受給することができました。