相談時の状況(40代・女性)
職場で自宅のローンの金額を言いふらされているのが聞こえ、他人への恐怖心がでるようになりました。親が末期がんになったことで、気持ちが不安定になると、幻聴が聞こえるようになりました。幻聴や幻覚により、食事を摂ってはいけないと命令されるようになり痩せて家から出られなくなりました。自宅に引きこもるようになり、心配した夫に連れられ病院を受診すると、統合失調症と診断されました。薬物療法を受けるも盗聴や監視などの被害妄想がでてきて、自力では日常生活を行うことができませんでした。
社労士による見解
通院している病院で調査したところ、会社勤めをしていた頃に通院していた病院がありました。初診日を確定させましたが認定日当時は通院をしていなかったことから、障害厚生年金の事後重症請求を行いました。
結果
障害厚生年金2級に認められ、120万円受給することができました。