軽度知的障害・広汎性発達障害で障害基礎年金2級を受給したケース

相談時の状況(20代・男性)

幼少の頃から言葉の遅れがありました。小学4年生くらいから特別学級に週に1回のペースで通うようになりました。中学は支援学級、高校は支援学校、就職は特例子会社に入社しました。職場では障害の配慮を受けており、何とか続けることができていますが、家族との関係性が悪く、親に暴力を振るって警察沙汰になることもあり、知的障害者向けのグループホームに入所することになりました。日常生活はグループホームの支援員に援助を受けながら送っていました。グループホームの方から障害年金のことを聞いて来所されました。

労士による見解

病院に行っていなかったので、まずは受診をしていただき傷病名を確定してから障害年金の請求を考えるように伝えました。受診すると、軽度知的障害と広汎性発達障害と診断されたことから、請求の準備を進めました。作成された診断書の傷病名に知的障害と記載があったことから、初診の証明書は省略して障害基礎年金の請求をしました。

結果

障害基礎年金2級に認められ77万円を受給することができました。

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