相談時の状況(50代・女性)
15年ほど前に急に息苦しくなり、血の気が引いてパニック状態になり救急搬送されました。パニック障害と診断され通院していましたが、気分の落込みや意欲の低下などの症状もあり、その後うつ病と診断されました。自殺願望が強くなり入院治療を受けましたが、症状は改善しませんでした。その後も転院を繰り返しながら、通院を続けていましたが、病状は改善しませんでした。薬への依存が強く、ほとんど外出もできず、今後どのように生きていけばよいか不安でたまらなくなり、ご主人と一緒に相談にみえました。
社労士による見解
長年の間働くこともできず、日常生活でも家族から多くの援助を受けていました。希死念慮もあり、家族が常に見守りを続けなければならない状況でした。過去に遡って請求できると判断し調査をしましたが、認定日の頃に通院していた病院にカルテが残っていなかった為、認定日の診断書は取得できず、障害基礎年金の事後重症請求を行いました。
結果
障害基礎年金2級に認められ77万円受給することができました。